活動日誌−大村よしのり

【17.08.09】2017年 原水爆禁止世界大会

平和で公正な世界をめざす

  大村市議の参加レポート

 広島、長崎に原爆が投下されて72年となる今年、歴史上初めて核兵器を違法なものとした核兵器禁止条約が7月に採択されて最初の原水爆禁止2017年世界大会が、広島、長崎の各市内で開かれました。日本共産党の大村よしのり市議は、愛知県原水協の代表として3日・広島での国際会議から9日の長崎大会まで参加しました。大村市議のレポートをお伝えします。

国際会議で大村市議発言

 広島市内で3日〜5日に開催された国際会議では、被爆者代表の日本被団協の藤森俊希事務局次長があいさつ。条約が採択されたときに、原爆犠牲者など「条約を目にすることのできなかった多くの先達」が頭に浮かんだとのべ、条約採択を被爆地に報告し、喜びを分かち合いたいと語りました。
 米、英、仏、ベトナム各国の市民・政府代表が「核抑止のイデオロギーを非合法化し、根底から変えよう」(米・西部諸州法律財団・ジャッキー・カバソ事務局長)と討論。大村よしのり市議も討論に参加して発言し、「世界各国に核兵器禁止条約の批准を求めて、国連総会が開催される9月に平和運動の国際共同活動を行おう」と提案しました。国際会議は5日、歴史的な核兵器禁止条約を力に核兵器の完全廃絶をめざす国際会議宣言を採択しました。

ヒロシマデー集会 2千人の熱気

 「すべての国が核兵器禁止条約に参加する巨大な世論のうねりをつくりだそう」(採択された「広島からのよびかけ」)―。6日、広島県立総合体育館・グリーンアリーナで行われた「ヒロシマデー集会」は、条約参加に背を向ける核保有国や日本政府などの姿勢を変えようとの熱気に包まれました。

長崎大会 国連の代表に大きな拍手が

 7日、長崎大会の開会総会では、中満泉・国連軍縮担当上級代表があいさつに立ちました。中満氏は「核兵器禁止条約は核兵器に依存する国々への警鐘であるともいえる」と語り、「国連は核兵器のない世界という目標へ具体的な歩みを進めるため、すべての国々や市民社会と協力し、いっそう努力したい」と力を込め、大きな拍手を浴びました。
 9日、長崎市で閉会総会「ナガサキデー集会」が行われ、7千人の参加者であふれた市民会館体育館では、世界と日本の反核平和団体の人たちが舞台上で手をつなぎ、「折り鶴」「ウィ・シャル・オーバーカム」を大合唱。核兵器禁止条約を力に核兵器廃絶へ歴史の新たな扉を開こうとの決意がみなぎりました。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る