市議団だより−議会&市政の報告

【09.01.28】新年度、議員の海外視察は中止に

3千万円の予算計上を取りやめに

   来年度予定されていた市会議員の海外視察について、取りやめる事が決まりました。1月22日に行われた市議会各派代表者会議で決定したものです。
 これにより、海外視察のために予定していた予算3千126万円を新年度予算には計上しないこととなりました。
 各派代表者会議に提出された資料によれば、「世界的な経済不況は、市の税収を直撃し財政運営を逼迫させている。…海外視察にかかる旅費相当額の計上を取り止め、市の緊急経済対策に活用いただくこととしたい。」と述べています。
 日本共産党豊田市議団は、税金を使っての議員の海外視察に一貫して反対してきました。昨年、すでに23人の議員が海外視察に出かけましたが、対象となった大村市議は、反対を表明して参加しませんでした。
それは、市民が不況に苦しんでいる時に、市会議員の海外視察が許されるだろうかという率直な思いからでした。しかも、1人上限120万円の税金を使う予算になっていたわけですから、もともと、庶民感覚からかけ離れた視察でした。
今回、ようやく、他の会派の議員も海外視察の中止を判断した事は、賢明な判断だと言えます。

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