市議団だより−議会&市政の報告

【09.06.21】自民党市議の質問原稿からも小泉改革への痛烈な批判の声が

   6月市議会で、ある自民党市議の一般質問の中で次のような発言が飛び出しました。
「…小泉内閣以来、構造改革の名のもとに、都市部や大企業中心に目を向け、効率ばかりを優先した施策を続けた事により、かねて衰退気味だった地方経済はさらに疲弊し、地方住民の生活は、より苦しく不便なものになっています。地方の実情を正確に見ないで、霞ヶ関の理論を振りかざし、『改革には痛みが伴う』などという都合のいい言葉を使い、結果的に強者にやさしく、弱者に厳しい国にしてしまいました。…」。
 日本共産党市議団は、その最初から、小泉構造改革路線を市議会でも厳しく批判し、豊田市政において、それに追随した施策を是正するように求めてきましたが、自民党議員の中からその声が公然と豊田市議会の場であがったのは初めてです。
 全国の地方議会でもそうであったように、かつて、市議会においても、熱病にうなされたような小泉改革への礼賛と、無条件でそれに従って施策を具体化せよという風潮が蔓延していました。間違った「構造改革路線」と決別する時です。

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