市議団だより−議会&市政の報告

【09.10.01】中小零細事業者7割が赤字。法人市民税の納税状況から

   平成20年度の法人市民税の納税状況から、中小零細事業者の7割が赤字である事が明らかとなりました。
 法人市民税については、法人を資本金や従業員数などで規模別に9段階に分けて課税していますが、中小零細事業者である1号法人は市内に5585事業所。全事業所数7892の7割にあたります。
 しかし、この中小零細事業者のうち、利益が出て法人税割を納められたのは1835社、32%だけであった事が決算質疑で確認されました。逆に言えば、約7割・3750社余りは赤字であったという事です。
 前年である平成19年度は、35%が法人税割を納税できていましたので、さらに悪化したという事です。
 大企業の応援に偏った市政のあり方を改め、一層の中小零細企業の支援が必要です。

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