市議団だより−豊田のまちから
【09.11.06】豊田で被爆ピアノ平和コンサート
6日、豊田産業文化センターで「被爆ピアノ平和コンサート」が開催されました。主催したのは、新婦人豊田支部内のサークル「PeaceRose」。
1945年8月6日、広島に原爆が投下されました。この「被爆ピアノ」は、当時、広島市内の千田町に住んでいたある少女の家で使われていたピアノです。爆心地から1.8キロ。ピアノも爆風で傷だらけになりましたが、もちこたえ、戦後、広島の被爆2世で調律師の矢川光則さんに委ねられ修復されて、各地で「被爆ピアノ」として演奏されるようになったものです。来年は、ニューヨークに渡ってピアノコンサートを行う計画とのことでした。
演奏されたのは、広島で胎内被爆をされた好井一條さん。当日は、市内の子ども達も「被爆ピアノでの演奏を体験しよう」という事で6名の子ども達も演奏に参加しました。心温まるコンサートでした。