市議団だより−議会&市政の報告
【09.12.14】12月議会報告:外国人失業者の支援のために、総合支援ワンストップセンターの設置を!
12月市議会の一般質問で、日本共産党の大村よしのり市議は、「外国人失業者に対する支援の強化」について質問しました。
(質問) この間の外国人労働者の雇用・生活相談の推移はどうなっているか。
◆答弁 昨年12月に第1回目の相談会を行って82件の相談があり、相談の機会を作ってきたが、4月以降件数が減り9月をもって相談会は休止した。この間、15回の相談会を行い、220件の相談を受け付けた。
(質問) 豊田管内で、「日系人離職者に対する帰国支援事業」によって帰国した外国人は何人か。
※国が実施したものですが、帰国する費用を補助するから、二度と日本には入国するなと言わんばかりのひどい制度です。
◆ 答弁 ブラジル国籍の人
559人、ペルー国籍の人11人、その他4人。
(質問)外国人の生活保護受給の現状はどうなっているか。
◆10月末現在で、126世帯281人
(質問)「外国人総合支援ワンストップセンター」の設置を提案する。市の考え方を問う。
※外国人の失業問題を支援する場合、通常の雇用相談や生活相談以外にも、色々な問題が出てくる。言葉の問題、入国管理局が所管する入国・在留手続などがある。これらの問題を一括して支援できるように、浜松市には、国が市と連携して今年4月1日から「ワンストップセンター」を設置した。
◆答弁 開設について、市として検討していきたい。その際には。相談だけでなく、手続きもできる本当の意味でのワンストップサービスにしたい。