市議団だより−議会&市政の報告
【09.12.16】「議員定数は46人とし、全市1選挙区とする」委員会最終決定
16日、豊田市議会の「議員定数検討特別委員会」は、会議を開き、「議員定数は46人とし、全市1選挙区とする」との報告書を決定しました。
これは、前日の15日の同委員会での議論の結果、全会一致で議決した内容を報告書で確定したものです。
これにより、12月市議会の最終日に、議員定数を46とする条例を議決し、次期市議選から適用されることとなります。
15日の委員会では、議員定数の削減に「こだわる」市民フォーラム(民主党)議員から、「条例を4年の時限立法にして、4年後に定数を見直すという文言を入れるべきだ。その上で、今回は、46という定数を受け入れる」という発言がありました。
これに対して、日本共産党の大村市議は、議会改革を不断に行っていくことには賛成だが、4年後の見直しを条例で義務づける事はおかしいと述べました。
議員定数の見直しは、その時々の社会情勢や市民の意見を反映して、その時の議会が自律的に判断していくべきで、4年後の議会・議員までをも拘束すべきではないと主張しました。
その上で、もし、定数の見直しを次の機会にも行う必要があるというのなら、それは、議会運営の仕組みの中で検討すべきだとして、「議員定数検討特別委員会」の最終報告書の中に書き込めばいいのではないかと提案しました。
これを受けて、委員長が斡旋案として「報告書の確認事項に、『今後の改選時に合わせて特別委員会等を設置するなどして見直しを行う必要がある』という内容を入れる事を条件に合意して欲しい」と提案しました。
委員会の途中、休憩を入れ、各会派での検討が行われました。再開後の委員会で議長斡旋を全会派が受け入れ、冒頭の内容で全会一致で議決されました。