市議団だより−議会&市政の報告

【10.01.22】市議団の調査報告・・少人数学級、教員の退職

  ◆日本共産党豊田市議団は、少人数学級の拡大を繰り返し提起し、その前進のために奮闘してきました。現在、豊田市では、小学校1年から3年、中学校1年、2年の「5学年」が少人数学級になっています。さらに、これを拡大して、全学年で少人数学級を実施するにはどの程度の教員数の拡大、それにともなう予算が必要か。今回、党市議団の調査依頼に対し、学校教育課から以下の内容の調査結果が示されました。

(1)平成22年4月在籍予定者数を基にした豊田市少人数学級(准教員)の増加数、増加予算額の想定数値
〈増加学級・必要准教員〉
小学校4年生 18名増
小学校5年生 15名増
小学校6年生 18名増
中学校3年生 16名増
合計 67名増

中3は准教員でなく、少人数指導をする関係で、週40
時間の非常勤講師を 希望する学校が多い。
〈増加予算額〉
6,450千円×67名=432,150千円
*1人分の年間予算額(6,450千円)は約10年の教員経験者の給与を基に算出しており、交通費・保険料・諸手当も含んだ額である。
*中3の増加分を非常勤で対応する場合はやや減額になる。他に給食のコンテナ等の
増加による予算増、学級数増に伴う施設改築、備品設置等による予算増がある。

◆学校現場での教員の「過労」が問題になっています。今回、合わせて教員の退職の現状も調査しました。学校教育課からの回答結果は以下のとおりです。
 
(2)事由別退職者数
         20年度  21年度
定年退職     48   45
勧奨退職     22     22
自己都合     19     19
計        89     86

自己都合の事由   20年度   21年度
結婚・育児等     10     3
他県転出       5      9
健康上        1      1
県内高校転出     1      3
転職         1      0
留学(語学・ダンス等)0      2
その他        1      1
計          19     19

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