市議団だより−豊田のまちから

【10.10.26】豊田の社会保障を 充実して! あいち自治体キャラバン実行委員会が要請

   あいち自治体キャラバン実行委員会による要請行動が、26日、豊田市役所で行われました。
あいち自治体キャラバンは、県内のすべての自治体を訪問し、各市町村に対し、医療・福祉・介護など社会保障の拡充と、国や愛知県に意見書の提出を求めて要請する行動で、30年の歴史をもっています。
今年の要請項目は、50項目におよび、市の担当職員が、その全てについて丁寧に回答していきました。
豊 田市の地元からも、新日本婦人の会や年金者組合、民主商工会などの団体役員らが要請行動に参加。市の回答をふまえて、切実な要望を訴えました。

◇高すぎる国保税をなんとかして◇
 電気工事業を営む民主商工会の役員からは、国保税の減免についての切実な要望が出されました。
 訴えによれば、仕事が極端に減り、ここ半年間の平均収入は月額で9万円しかない。しかし、国保税は前年の所得で課税されるので、年額24万円かかってきた。減免の申請をして9万円が減額してもらえたが、それでも年額15万円。月に直せば、1・2万円になる。減免されても、この金額を9万円の月の収入から出すのはどんなに大変か。そもそも、低収入に対する国保税の額を根本的に見直して欲しい。と訴えました。
 市は、低所得を理由にした減免の拡大は考えていないと答えるにとどまりました。

◇子宮頸ガンワクチンの補助を実施して◇
 新日本婦人の会の女性は、子宮頸ガンワクチンの補助について、「来年度から実施するのか」と、市の考えをつっこんで質問しました。
 市は答弁で、子宮頸ガンワクチンの有効性を十分に認識している、定期接種で予算がいくら必要か、積算して検討している、と答えました。
市議会でも、6月議会で、根本市議が子宮頸ガンワクチンの公費助成を提案。「来年度に向けて検討していきたい」と答弁していました。実現まであと一歩という感じでした。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る