市議団だより−豊田のまちから

【11.01.24】相次ぐPCB漏れ事故・・国会調査団・市議団が現地調査

 政府出資のPCB処理会社「日本環境安全事業」(JESCО)豊田事業所が、昨年、PCB漏れ事故を続発させた問題で17日、日本共産党の佐々木憲昭衆議院議員と、大村よしのり、根本みはる豊田市議団は、同事業所を調査しました。同社の説明で、事故当時の対応をしたのがJESCОの社員ではなく、派遣社員だったこと、1日のうち16時間が派遣社員だけで作業していたことが明らかになりました。
 昨年11月19日と12月8日にも、同事業所はPCBを含む油を施設内に漏出させる事故を起こしていました。事故を受け、今月4日から操業を停止しています。
 事故対応に当たった現場の指揮者は当初、「漏れた液にPCBは含まれていない」と判断。事故後、漏れていた液体をふき取り、配管下にバケツを置くだけという処理をしていました。この時の作業員は全員派遣社員でした。
 調査団から、本来は十分な知識と訓練が必要とされるPCB処理を派遣社員がおこなっていたことや、労働者派遣法上も問題のある作業員の配置など、根本的に見直すべき重大な問題だと指摘されました。 
 

*説明を聞く佐々木衆院議員と、大村・根本両市議

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