市議団だより−議会&市政の報告
【11.03.07】豊田のコメ生産は9割減少する…3月議会の答弁より
TPP参加に反対を
2月23日、日本共産党の大村よしのり市議は、3月議会の一般質問で、市として、政府に対してTPP参加に反対の意思表示を行うように求めて、質問しました。
◆大村市議…TPPに参加した場合の豊田市農業に対する影響額は?
(答弁)…農業産出額49億1千万円のうち43億3千万円(88%)が減少する予想
◆大村市議…米の生産に対する影響額は?
(答弁)…産出額28億7千万円のうち25億8千万円(90%)が減少する予想
◆大村市議…豊田市農業委員会から「TPPの議論に農業者の意見を反映するよう国及び県へ働きかけを」という建議書が提出されている。市長として、これに、どのように応えるのか。
(答弁)…農業者の意見をTPPの議論に反映するように、国や県に働きかけていく。
◆大村市議は次のように意見を述べました。
日本経団連の米倉会長は、「日本に忠誠を誓う外国からの移住者をどんどん奨励すべき」と述べ、人材の移動が自由化されるTPPへの参加を求めた。このような流れに対し、日本医師会は、看護師・介護士への外国人の自由参入の影響に懸念を表明している。労働・医療・介護の見地からもTPPへの参加は行うべきではない。