市議団だより−豊田のまちから
【11.08.22】高橋ちづ子衆院議員とこども園を現地視察
節電名目の土日出勤で、親も子も疲れた。現場も大変。
節電名目の企業の土日出勤に対応して、7月〜9月の間、豊田市のこども園では休日保育を拡大しました。
日本共産党の高橋ちづ子衆院議員は21日、梅坪こども園を視察し、市の子ども部や園長から実情や要望を聞き取りました。大村よしのり市議、根本みはる市議も調査団とともに視察をおこないました。
豊田市では、公私立のこども園のうち、24園に拡大して休日保育を開設しています。他園から日曜日だけ通う子どもに必要な設備(タオル掛け、ロッカー)などは、保育士が工夫をして準備されていました。園長は「毎日変わる保育士のシフト作り、子どもの状況の把握・伝達だけで手間が取られます。何よりも子どもの安全確保に努めて保育しています。」と苦労を語ります。
企業で働く親も、忙しくなって疲れてきたというのが現状です。今回のような休日の変更で、こども園の保育体制も変更を迫られ、子どもたちの生活に大きく影響を与えているという印象が残ります。
子ども部長は「3ヶ月という期間限定で頑張っていただいている。10月以降は電力需給に手を打っていただき、このようなことは今年限りとしてほしい」と要望しました。
高橋議員は「節電を口実に休日出勤させるトヨタの身勝手で、いろいろな矛盾が出て
います。公的保育の拡充と働き方の改善を強く求めていきたい。」と語りました。