市議団だより−議会&市政の報告
【11.08.24】「スマートハウス」の現地視察
大村・根本市議が市民の立場でチェック
8月24日、豊田市議会による「スマートハウス」の現地視察が行われました。日本共産党市議団は、大村、根本両市議が参加して現地の状況を見て回りました。
「スマートハウス」は、太陽光パネルやエネファーム、蓄電池、電気自動車のための充電スタンドなどを備えた「建売住宅」です。住宅内に使用電気、充電池と売電電力をコントロールするシステムがついています。67戸が分譲され、住んでもらいながら低炭素社会づくりの「実証調査」を行うとしています。
この「スマートハウス」の建売分譲が造られた土地は、市営高橋・東山住宅の跡地です。市の土地を民間の「トヨタすまいるライフ株式会社」に売り渡し、建てられました。
この場所は、公有地としても交通の便のよい貴重な土地でした。ところが、民間住宅会社にとっては「おいしい」戸建て住宅開発に、はなから限定して、随意契約によって「トヨタすまいる」1社指名で売却してしまいました。
日本共産党市議団は、公共的な使い方の検討が必要な場所であるとして批判してきました。
◆加茂病院の跡地も、低炭素社会実証実験の「展示場」に
加茂病院の跡地は農協が所有している土地です。市の計画では、市が農協から土地を借りて、「スマートハウス」のモデルハウスやPRパビリオンなどを配置して低炭素社会モデル地区の巨大な「展示場」をつくる計画です。市民の立場でチェックが必要です。