市議団だより−議会&市政の報告

【11.09.12】9月議会 大村市議の一般質問・・障がい児の療育をささえる体制の改善を

日本共産党の大村よしのり市議は、5日に行った9月議会一般質問で子ども発達センターの施設の一つ、「たんぽぽ」での単独療育をささえる体制を改善して欲しいという提起を行いました。
「たんぽぽ」は、手足や身体に運動障がいのある0歳から就学前の子どもが通っています。家族と一緒に登園することが前提となっており、お母さんたちは、毎日、子どもさんと一緒に通園し、クラスの中でも、一日、子どもさんを介助しながら一緒に過ごします。
 一定の年齢になった子どもさんの場合、母子とはなれて過ごす機会をつくる、例えば、5歳児の場合、週に1度、お母さんではない他の人の介助を受けながらクラスの中で活動します。同じ幼児期の子どもたちが子ども園で過ごしている姿を考えれば、母子が離れて活動する事は、子どもの成長・発達にとって当然必要な療育カリキュラムです。同時に、お母さんたちも、この1日が、子どもさんの手が離れ、気が休まる貴重な時間です。
 ところが、この単独療育で、各児童の介助をしているのは基本的に全てボランティアの人たちです。その方達のボランティア保険、交通費もすべて自己負担となっている事が答弁で確認されました。
 大村市議は「毎日、子どもさんと通園する、お母さんたちの負担も大変だ。その意味では、単独療育の回数をもう少し増やしていただきたい。同時に、その際の、子どもさんの介助につく方達の体制も、きちんとつくっていく。これが必要ではないか」と提起しました。

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