市議団だより−議会&市政の報告
【12.03.13】3月議会…根本みはる議員の一般質問報告(2)
子育て新システムで 子どもの保育は守れるか
日本共産党の根本市議の、3月豊田市議会一般質問の内容をお伝えします。
根本市議は、保育制度を解体するのが新システムと考え、市が新システムの前倒しで考えている待機児対策の問題点を正しました。
新たに実施する保育ママ制度は、面積基準はあるものの、市認定の保育者が自宅でおこなうものということ、条件設定は現時点ではされていないことから、災害時の避難の点でも、制度の問題点が浮き彫りになりました。また、市が認めた無認可の認証保育所は、この4年間に4箇所も閉鎖されていることが質問を通じてわかりました。営利企業が参入しやすくなる新システムでは、儲からなければ、企業は撤退することは明らかです。
市は、この間の公立園の民営化の中でも、営利を目的とする企業の参入は許してきませんでした。このことから、根本市議は、営利企業の参入は認めない立場で、市の責任で、公的保育の拡充、保育所を増やすことを求めました。