市議団だより−議会&市政の報告

【12.08.10】ガレキの試験焼却は実施しないと豊田市が愛知県に回答

   豊田市は、愛知県からの災害廃棄物の試験焼却に関するアンケートについて、「実施しない」と回答しました。8月8日付で県に回答したと市議会に報告してきました。
 
 試験焼却しない理由として次のように説明しています。
 ◇岩手県及び宮城県の可燃物・木くずの焼却処理が必要な災害廃棄物の広域処理については、平成24年8月7日公表の東日本大震災に係る災害廃棄物の処理工程表において、既に実施中・調整中の自治体の範囲で処理の目処がつくとされている。このように焼却処理に係る広域処理についての支援体制が整ったことから、当市は、試験焼却の必要性がなくなったと判断した。
 
 なお、東日本大震災に関する被災自治体への支援として、引き続き次の内容を実施するとしています。
 ◇豊田市からは被災自治体(宮城県七ヶ浜町・女川町・東松島市、福島県矢吹町)に現在6名の職員を派遣している。引き続き、できる限りの支援を継続していく。また、派遣先の被災地自治体に対して総合的、継続的に支援するため支援窓口を設置し、被災自治体・派遣職員からの相談、要請に対応する。
 加えて、本市で取り組んでいる低炭素社会システム実証プロジェクトなど、震災復興に活用できる施策については、復興への貢献を図っていく。 

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