市議団だより−市議団の主張

【12.08.17】愛知に見る「海外派兵国家」づくり

 15日、67回目の終戦記念日を迎えました。侵略戦争への反省どころか、逆方向へと暴走する民主党政権。野田首相は5月、オバマ大統領に米軍と自衛隊の共同軍事行動を約束。愛知県はその主要基地とされています。
名古屋港には、海上自衛隊の艦船のほか、米海軍の核兵器搭載可能艦が頻繁に入港。今年2月には、伊勢湾内で20隻1000人による実戦的機雷戦訓練を実施。

 航空自衛隊小牧基地は海外派兵の先兵です。イラクに派遣されたC130輸送機部隊は米軍先頭部隊の空輸にあたりました。
2010年10月、航空自衛隊は空中給油機が米軍戦闘機に空輸できるとする覚え書きを米軍に提出しました。小牧の空中給油機を使った日米共同軍事作戦を可能する憲法違反の内容です。

守山区にある陸上自衛隊第10師団は、2005年イラク派遣の中心部隊となり、PkОとして派遣され、海外派兵が常態化しています。

日本共産党は、日米関係では対米従属の安保条約をやめ、対等・平等・友好関係への転換を、アジア地域で発展する脱軍事同盟と平和共同体の流れに着目し、軍事依存から抜け出し、軍事に頼らない平和的安全保障の構築を目指しています。(愛知民報より抜粋)

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