市議団だより−議会&市政の報告

【13.05.10】エコフルタウン事業第2期計画案示される

 豊田市が環境モデル都市の施策としてすすめる「エコフルタウン」事業。加茂病院の跡地にスマートハウスの「展示場」などを軸にすすめられています。第一期区域に続き、第二期区域の計画案が7日、市議会に説明されました。 
※下図は、豊田市作成の完成イメージ図

 日本共産党豊田市議団は、先の3月市議会で、「エコフルタウン」事業についてただしました。
総事業費は、平成33年度までの事業で、総額は17億5千万円という答弁でした。内訳として、整備費は9億4300万円、管理費として4億700万円、借地料として2億7800万円、撤去費用として1億2000万円というものです。

 第二期区域の計画には、「芝生広場」や「ツリークライミング(木登り?)」もつくられ、中心市街地の中に市民が利用できる公園的な設備にもなりそうです。日本共産党市議団が事業評価として、市民にとっての利用価値をただしたのに対して市は、「世界57カ国330団体から視察があった」と答えるにとどまり、「市民から見た」費用対効果に疑問がありました。その点で、少し改善がはかられたとも言えます。
 一方、平成24年度から整備を始めて33年度で撤去するという事は、10年もたたずにこれだけの施設を壊して更地に戻すということです。この土地は、農協からの借地ですが、中心市街地に残った貴重な「公共的」に利用できる最後の広大な土地と言っても過言ではありません。その後の利用計画を、今から検討していかなくてはなりません。
 

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