市議団だより−市議団の主張

【13.08.10】原水爆禁止世界大会・・核廃絶の大きなうねりを

女性のつどいで高校生も「さらに行動を」
8月8日、長崎市民会館体育館で開かれた「核兵器なくそう女性のつどい」に、フィリピン、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカなど女性海外代表も多数参加し、「人類の半数を占める女性がノーニュークスと言い続けることは大きな力」と発言し、壇上から2人の被爆者が訴え、新婦人小倉支部や、東京高校生平和ゼミナールの学生が世論に訴える活動の様子を発言しました。沖縄からは「墜落したオスプレイが劣化ウランを運んでいた疑惑があるが、許可がないため調査もできない。基地は撤去を。」と発言。会場から連帯の拍手が送られ、「全国から核廃絶の行動を」と誓い合いました。  

米の軍事拠点  佐世保基地めぐり

 8日は、各会場で分科会が開かれ、根本市議は米軍専用基地数が全国3位の佐世保基地・米軍住宅をバス10台で回る分科会に参加しました。朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争で米軍の補給基地として機能強化が進められてきた佐世保基地は、米世界戦略の拠点となっています。原子力空母ジョージ・ワシントンは2度も寄港し、今後も米軍の母港としての利用が危惧されています。
 佐世保港は、風光明媚で広域な漁港であるのに、83%は米軍への提供水域となり市民が利用できない、市街化区域の20%を米軍、海上・陸上自衛隊が占拠して、都市の発展を妨げているなど、市民生活への障害となっている実態を目にした全国からの参加者は、それぞれの地域・職場に事実を伝え、運動を広げたいと感想を述べていました。  

オリバー監督  歴史の真実伝えて

 9日、世界大会の閉会総会が行われ、7000人が参加。「核兵器のない世界」という被爆者の願いを受け継ぎ、2015年開催のNTP再検討会議に向けて、核兵器廃絶を求める圧倒的世論をつくることを誓い合いました。海外代表の発言につづき、アメリカの映画監督オリバー・ストーン氏は、被ばくの実相、歴史の真実を伝えていくことを訴えました。最後に日本原水協の安井事務局長が「全国の市町村で新たな気持ちで核兵器全面禁止アピール署名を大きくひろげよう」と行動提起しました。
 

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