市議団だより−議会&市政の報告

【13.09.26】これでいいのかスタジアムへの税金投入 9億円の補てん

9月議会決算質疑

    日本共産党市議団がおこなった9月議会決算質疑で、豊田スタジアムの利用者の数などの状況、さらに多額の税金が投入されたことが明らかになりました。
 24年度の豊田スタジアムの管理運営費は、7億3800万円、施設整備費は2億7100万円、使用料等収入は8900万円で、差引した市の持ち出し分は、9億2100万円と、依然として、巨額の補てんがされたことがわかりました。
 市内の猿投運動公園では、管理運営費は1億3300万円余、施設整備費は600万円余、使用料等収入は1300万円余、差引いた市の持ち出し分は9610万円余で、スタジアムとは一けた少ない金額です。
 総合体育館(スカイホール)でも、管理運営費は、1億6900万円余、施設整備費は964万円余、使用料等収入は5309万円余、市の持ち出し分は1億2550万円余でした。(下表参照・端数切捨て)
 また、スタジアムの利用状況では、スタジアム本体をサッカープロ試合で利用した日数は、
11日、利用人数は28万人。アマの試合でスタジアム本体を利用した日数は、15日、
利用人数は8万3000人。利用日数でみると、スタジアム本体の利用は年間でわずか26日でしかありませんでした。
スタジアム本体以外の利用日数は84日、利用人数は39万人、その他プールを含めた合計利用者数は、179万人でした。
運動施設の運営には、一定の税金投入で補てんするのは必要です。しかし、豊田スタジアムへの税金投入のあり方は、他の運動施設と比べても問題があります。

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