市議団だより−豊田のまちから

【13.12.07】医療対策懇話会が提言

南部地域に救急診療所を

 医師会や病院長などで構成される豊田市医療対策懇話会が、11月28日、医療体制の在り方の協議結果として「救急医療センターの軽症患者の分散先となる新たな1次救急診療所の整備が必要」と提言書として明らかにしました。
 提言書では「現在、豊田市の北部にある救急救命センターに多くの軽症患者が受診しているため、本来3次救急を必要とする重篤患者の受診機会を奪いかねない。」として、「人口の多い上郷・高岡地域に1次救急診療所を整備するのが効果が高い」としています。
「救急や病院の施設が足りない」。このことは南部の住民のみなさんが中心になっている「地域医療と病院問題を考える会」が、かねてから指摘をし、住民の声を集めて市に届ける運動を繰り広げてきた問題です。アンケート活動から始め、さらに直接市に訴える形として、現在では、要望署名として広げています。「南部に救急施設を早急に設置してほしい」「市立総合病院の建設計画を」という内容に、スーパーやこども園の門前でも、多くの市民のみなさんが協力し、2500筆を超える署名が集まっています。
この間、市議会でも継続して提起してきた日本共産党市議団の奮闘と、住民の運動のひろがりが、今回の提言に影響を与えています。

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