市議団だより−豊田のまちから

【14.02.13】第35回トヨタ総行動、本社前で訴え

いま、やるべきことは賃上げでしょ!

  第35回トヨタ総行動が2月11日行われました。早朝7時30分からは、トヨタ本社前で宣伝化カーから通勤する労働者への訴えが行われました。
愛労連の榑松議長やトヨタ社員OBとともに、日本共産党市議団の大村・根本両市議、もとむら伸子党県委員も訴えました。
トヨタの営業利益が2兆4千円に達すると言われるなか、足元の中小下請企業の経営は深刻です。昨年7月に豊田市が実施した中小企業調査によると五割以上の事業所が「仕事は増えたが利益が出ない」と回答しています。トヨタは円高の時期に徹底したコスト削減を下請に押しつけたにもかかわらず、円安になっても還元していません。むしろさらに削減を強要しています。
トヨタ総行動では、15兆円を上回るトヨタの内部留保の0.67%で、トヨタの全正社員と全非正規労働者に月1万6千円の賃上げができること、雇用の拡大では、内部留保の1%で5万人を超える雇用増が可能な事を示し、春闘勝利に連帯して頑張ろうと労働者に訴えました。
さらに、中小企業の実態や声を集約し、トヨタおよび関連企業に社会的責任を果たすよう求めるために、豊田市内の中小企業150件あまりに「中小企業アンケート」を届ける活動を行いました。

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