市議団だより−議会&市政の報告

【17.03.09】3月市議会 根本市議の一般質問

南部地域に250床の民間病院

   政府が狙う医療改革によって、病床削減、病院から在宅へと移動させられようとする中、西三河北部医療圏の病床整備・救急医療への支援を提起しました。
 2月23日、日本共産党根本みはる市議は3月市議会の一般質問に立ちました。
愛知県地域保健医療計画では、西三河北部医療圏の基準病床数は2,894床、既存病床数は2,370床、差し引き524床となり、愛知県に承認された病床整備計画は、地域医療センター40床、豊田東リハビリセンター60床、豊田竹市病院(竹元町)250床、合計350床の計画であること、250床の民間病院は来年の4月に開院予定であることを質疑で明らかにしました。
 また、質問により、2次救急、3次救急の医療施設の整備状況では、地域が偏在している実態があること(表参照)や、市の補助金は年間約1億円であることがわかりました。南部地域からは救急車で運ばれる搬送先のうち、安城市、刈谷市、岡崎市の市外の病院への搬送が、件数にして1,000件以上もあります。根本市議は、民間病院の進出を機に、市の支援で南部地域の救急医療の確保をすべきと迫りました。
 足助を中心としたへき地拠点病院は、医療を通じて地域社会への貢献度が高く、地域を支える病院としての役割があります。市として、医師の確保への支援を積極的におこなうよう求めました。
◆通院・買い物ができるバスの拡充を
 根本市議は、名鉄竹村駅、若林駅と、建設される病院を結ぶバス路線を提起しました。竹村駅、若林駅からのバスは無く、徒歩で通院できる距離ではありません。また、上郷地域バスでは、上郷線と末野原線が違う曜日で走り、乗り換えができません。上郷線を病院のできる高岡地域まで乗り入れ、ダイヤ拡充で、住民の要望であるバス路線の拡充を求めました。

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