市議団だより−市議団の主張
【17.10.22】総選挙で日本共産党12議席
市民と野党の共闘さらに進めます
10月22日投開票の衆議院選挙で日本共産党は、小選挙区では沖縄1区で赤嶺政賢候補の当選をかちとりましたが、比例代表選挙では前回獲得した20議席(606万票、11・37%)から11議席(440万票、7・91%)への後退となり、小選挙区と比例代表合わせて12議席となりました。たいへんに残念な結果です。支持者、後援会員、党員のみなさんには、大奮闘していただきました。多くの方々から「比例は共産党」という激励も頂きました。それらを結果に結びつけることができなかった原因は、私たちの力不足にあると考えています。
今回の総選挙で日本共産党は、市民と野党の共闘を成功させることを大方針にすえて奮闘してきました。今回の対応は、安倍政権の暴走政治を止め、日本の政治に民主主義を取り戻すという大局にたった対応であり、大義にたった行動であったと確信するものです。日本共産党は、市民と野党の共闘の本格的発展のために引き続き力をつくすものです。
希望の党が野党共闘に分断と逆流をもちこんだ
総選挙の結果、自民党・公明党は議席の3分の2を占めましたが、これは希望の党という自民党の新しい補完勢力が、野党共闘に分断と逆流をもちこんだ結果にほかなりません。
自民党が得た比例得票は33%(有権者比17・3%)なのに、全議席の61%の議席を得たのは、もっぱら大政党有利に民意をゆがめる小選挙区制がもたらしたものであり、「虚構の多数」にすぎません。
もとむら伸子衆院議員が再選
比例東海ブロックでは、豊田市の、もとむら伸子議員が再選をかちとりました。
愛知11区では、本多のぶひろ候補が豊田市で1万6351票を獲得しました。当選には至りませんでしたが、近年では最高の得票数と得票率でした。
総選挙で掲げた公約の実現と、憲法改悪阻止をはじめとした各分野の国民運動を前進させるために、全力をあげる決意です。
愛知11区の日本共産党得票推移