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【04.02.29】2004年度共産党豊田市委員会の予算要望に回答…学童保育や防犯灯などが前進

 二00四年度豊田市予算編成に対して日本共産党豊田市委員会は、二十四項目の要望を提出していました。そのうち、新年度の予算案に盛り込まれ、実現の方向が示されたものを紹介します。◆=要望内容 ◇回答内容
 ◆国保税について。一般会計からの繰り入れを増やし、積立金を取り崩すなどして高い  国保税を引き下げ、減免制度を拡充させること。
 ◇一般会計からの繰入れ及び基金の対応については、医療費の動向、他市の状況等を勘  案し、適切な対応をしていく。
 ◆特別養護老人ホームの増設をすすめ、待機者の解消につとめること。
 ◇特別養護老人ホームについては、計画を前倒しして整備を進める考えであり、平成十  六年度中に三施設の誘致対象を決定できるよう募集を行っていく。
 ◆学童保育の増設や指導員の待遇改善など充実をはかること。
 ◇参加児童の増加に対応するため、新規開設を含め既設校についても活動施設及び指導  員の体制の充実を図っていく。…予算額として三億一千八百万円
 [具体的内容]
 ・指導員の体制と合わせて検討する(主任指導員、クラブリーダー等)
 ・新規開設予定は二校、四十二校で活動する。
 ・余裕教室がなくなってくる学校は、専用施設(プレハブ)で対応する。
 ・専用施設で活動している学校の内、参加児童数が四十人を超える場合は、施設を増設  していく。
 ◆むりやり中小企業をつぶすような貸し渋り・貸はがしを防止するように金融機関への  指導を強めること。
 ◇実際に被害にあった事業者に対しては、「貸し渋り・貸しはがし」対策として中小企  業信用保険法(セーフティネット保証)が拡充された。これに伴い、豊田市でも既利用  分の一本化等においてこれまで設けていた「同一金融機関の三分の一以上返済の進ん  だ分のみ借り替えできる。」の条件を、返済の進んでいない借り入れや他行からの借  り人れ分についても借り替えできるようにすべて廃止し、積極的に利用促進を行って  いくように努めていく。
 ◆駅や公共施設、マンションなどの耐震化、バリアフリー化の支援をすすめること。
 ◇昭和五十六年(新耐震設計法施工)以前の建物で居室を有する全ての建築物(鉄骨造平  屋、近々に解体・改築計画のある建物は除く)に対して平成十四年度に耐震診断を実  施し、補強が必要な建物は平成十五、十六年度で耐震工事を実施していく。
   小中学校については平成十三年度より整備計画を立て既存施設のバリアフリー化に  取り組んでおり順次改修工事を実施していく。…小中学校バリアフリー整備予算一億  三千万円。
   平成十五年度に交通施設バリアフリー化施設整備費補助の制度を新設し、鉄道事業  者のバリアフリー化事業を支援している。八草駅・貝津駅・愛環梅坪駅についても、  駅の改修、新設にあわせ、平成十六年度中にエレベータを設置し、バリアフリー化を  進めていく。…八草・貝津・梅坪の愛環新駅の建設に対して負担金として七億七千五  百万円。
 ◆コミュニティーバスの路線を地域ごとに拡大して公共交通の利便をよくすること。
 ◇平成十五年度に生活交通確保基本計画を策定し、鉄道・バス空白地域の減少を図るた  めに、平成十七年度からの運行開始を目標に、バス路線や乗合タクシーの充実を図っ  ていく。
   また、バスの利便性を高め、利用者の増加を図るために、バスロケーションシステ  ムの導入調査や屋根やベンチのあるバス停の整備を進めていく。
  …屋根付バス停の整備〜一千万円。さなげ足助バスの運行開始〜六千万円。生活交通  の運行準備〜七百万円
 ◆少人数学級の実施を、小学校一年からだけでなく、小中学校の全学年に広げること。
 ◇平成十六年度に小学校一年生で少人数学級を実施し、その成果を踏まえた上で、平成  十七年度からの対応を決定していく。今後、少人数学級拡大の方向に向かうため、関  係する法改正を県や国に働きかけていく。
 ◆明るい夜道になるように、防犯灯の地元負担をなくすこと。
 ◇自治区が設置する防犯灯について、平成十六年度より、工費の実態等を考慮し、新   設・移設の補助限度額を二万円から二万五千円へ増額する。新たに防犯灯維持管理費  相当額を支出して、白治区の防犯灯設置及び維持管理を支援していく。
  …防犯灯関連四千二百万円

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