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【04.05.14】藤岡のゴミ焼却炉一時停止問題

バグフィルターの部分取り替えが原因

 豊田市と加茂郡のゴミを焼却している藤岡のゴミ焼却炉が一時停止をしていました。この施設は豊田加茂広域市町村圏事務処理組合(豊田市と加茂郡の町村が税金を支出して組合をつくり、広域で対処する行政事務を共同ですすめるところ)が運営しているものです。一時停止に至ったのは、ゴミ焼却で出るばいじんや有害ガスを取り除くためのフィルター装置(バグフィルターと言う)の一部破損が発見されたためです。
バグフィルターは大変重要な装置で、かつて電気集塵機で排気ガス処理していた時には、ダイオキシン除去が不十分でしたが、バグフィルターを着けることによって、飛躍的に改善されました。それが破損していたということでは心配がつのります。大村市議の質問に対して、「一部の破損であって、幸い排気ガスからはダイオキシンなどの有害なものは出ていなかった」と市は答えました。原因は、バグフィルターを取り替えるのに、経費を考えて、一部分の取り替えで進めたことから、負荷が片寄ってかかり、フィルターの破損に至ったことがわかりました。 
大村市議は、現在使用している他の焼却炉や新設する渡刈の焼却炉にもバグフィルターはつけるのだから、今後の教訓として「部分取り替えでなく、全体を取り替える」という方式をはっきりさせることを求め、市としてもそのようにすすめることを約束しました。

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