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【04.10.24】自治体キャラバンが豊田市へ ★画像あり

福祉、介護、医療充実を必ず

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 医療、介護、福祉など社会保障の充実を求め、愛知県内全自治体を訪問する「愛知県自治体キャラバン」が、十五日豊田市を訪れました。県社会保障推進協議会、愛知県労働組合総連合、新日本婦人の会愛知県本部などによる実行委員会が主催。市に事前に具体的な要望書を届けており、それをもとに関係する市の担当課がそろって答え、話し合いました。この行動には、日本共産党の大村よしのり市議が同席しました。
 【高額医療費の支払いで成果】 
自治体キャラバンでとりくんだ成果の一つに、〇二年十月から導入された「高額医療費の償還制度」の問題があります。スタート前から申請漏れが危惧されていたが、タイミング良く、〇二年の自治体キャラバン要請で、陳情項目に加えて取り組まれました。
 県下各地の自治体に対して、新しく出されたばかりの厚労省通知に「自動払いを認める旨が盛り込まれている」ことを示して、すべての自治体に、一度申請すれば二度目以降は自動的に支払う「高額医療費の自動払い方式」の実施を求め、すべての自治体で実現しました。全国的に膨大な未払いを生み、社会問題になりましたが、愛知県の場合は、未払いを最小限にとどめ、全国一高い支払い率を実現して、全国的に注目を集めました。
 【参加者から切実な声】 
 参加者からは、「妊産婦の無料検診を拡大してほしい」「無料健診事業を通年でやってほしい」「中核市としての権限を拡大して少人数学級を全学年で実施してほしい」「低所得者などに医療費の3割負担分を減免する市独自の制度をつくってほしい」「介護対策での住宅改修の補助を受領委任払いにしてほしい(…利用者がかかった費用の全額を自己負担して後で補助分を請求する現在のしくみから、補助分の受領は改修事業者に委任して自己負担分だけを利用者が払う仕組み)」など、たくさん出され、一つ一つについて市と懇談を深めました。
 最後に、要望した内容は請願としてその場で市議会に提出され、大村市議が紹介議員となって受け付けられました。

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