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【04.11.15】「2学期制を考える会」がシンポ開催 ★画像あり

二学期制で学校はどう変わったの?

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 十四日、豊田勤労福祉会館で「二学期制で学校はどう変わったの?」をテーマにシンポジウムが開催されました。主催したのは、「二学期制を考える会」(代表*篠田木末さん)。当日、パネラーとして出席した二学期制推進委員会委員で平井小学校教頭の樋口邦彦氏、豊田市教育委員会の宮川隆弘氏、前山小学校教諭の地多展英氏、松平中学校教諭の新見 明氏の四人がそれぞれの立場から二学期制導入後の状況や、意見をのべました。それを受けて、父母や教員などが会場から発言し、パネラーをまじえた討論が行われました。
 パネラーの一人である地多氏は「二学期制によって、夏休み前の通知票がなくなった。小学校の場合は特に、細かく、短い期間ごとに評価していくことが大事ではないかと思う。ある生徒が、『去年までは、通知票をもらって不十分だった科目を夏休みに頑張って勉強しようという気になったが、今年は通知票がないので、わからなかった』と言った例を引き、3学期制のもとでの通知票評価との違いを指摘していました。
 会場からの父母の声では、「二学期制だからこれができたよ」という言葉を自分の学校では聞いた事がない。二学期制になって変わった行事や、「夏休み講座」も学校のねらいは何かがはきりわからない。という声や、二学期制の導入は上から決定のように進められたのではないか。学校現場では教員の中にも、色々なたくさんの思いがある。など、活発に意見がかわされていました。
 現場の声が反映された検証が必要です。

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