<< Webだよりの目次に戻る印刷用画面 >>

【05.01.27】共産党猿投支部が地域要求で市と交渉 ★画像あり

橋の歩道や街路灯対策などで前進

 日本共産党は地域や職場で支部をつくって活動をしています。豊田市内の地域では、猿投支部、保見支部、高橋支部、高岡支部、上郷支部、挙母地域は南北で分けてそれぞれに挙母北支部と挙母南支部という七つの地域支部が活動しています。
 二十五日、猿投支部が地域住民の要望をまとめて市当局に要望書を提出して交渉を行いました。これには、大村よしのり市議が同席しました。
◆要望…篭川の西山橋、歩道がなく通学に危険
◇答弁…新年度から3年で拡幅して整備したい
 豊田高校に自転車で通う高校生が多く危ない現状を説明しました。「市当局は、地元からも要望をうけて検討してきた。用地確保は終わり、平成19年度までの三年で道路と西山橋を拡幅していきたい」と答弁があり、改善のめどが具体的に明らかになりました。
◆要望…豊田市運動公園の街路灯が季節に関係なく点消灯していて、散歩の時に暗くて危険。
◇答弁…現在、点消灯の時間設定を季節にあわせて年3回変えているが、4〜5回に増やして、きめ細かく対応していきたい。
 例えば、現在は午後四時四十分から深夜0時・朝四時から六時を点灯しているという答弁がありましたが、実際に散歩で通っている参加した支部員が「今は、朝6時半ころまで暗い。女性もたくさん散歩していて、危ないですよ」と発言。細かい対応で改善していく方向が示されました。
◆要望…猿投・足助バスで斉藤病院前のバス停に段差があり、高齢者がつまづく危険がある。
◇答弁…病院側に話して、対応を相談していきたい。
◆要望…猿投駅前のバス停が、四郷行きと百年草行きで場所が離れていてわかりにくい。
◇答弁…不便な現状は承知している。ただ、地権者の了解が得られなく、現在の位置になっている。
 まず、猿投・足助バスが民間の送迎バスと見分けがつかないとして、参加した支部員から「三好さんさんバス」の写真と比較しながら改善を求めました。参加したお年寄りの支部員も、「横文字でなく日本語で『猿投・足助バス』とバスにわかりやすく書いてほしい」と言っていました。市当局は、地域の風景にとけあっているとして、今のままでいきたいと答えがありましたが、参加者から再度要望の声が出ました。他の答弁には、改善の方向を確実にすすめられるように参加者から声がだされました。
◆要望…駅の階段がきつく高齢者や障害者が困っている。エレベーターやエスカレーターの設置を(梅坪駅・上豊田駅・浄水駅・越戸駅など)
◇答弁…国のバリヤフリー法にもとづいて、改善を名鉄や愛環に要望していきたい。
バリヤフリー法では、一日五千人の乗降客量のある駅については、エスカレーター設置などの努力義務があるという答弁で、梅坪駅は現状四千五百人なので難しい。浄水駅は七千人なので、要望していく。と「機械的」な対応で答弁に熱意が感じられませんでした。年配の支部員の方が、「梅坪の接骨医院に通っていたが、駅の階段がきつくて危ないので、通院を変更せざるをえなかった」と切実な声をあげました。今後もアンケートなどをとって、支部で運動をしていくとしています。

他に要望書では、梅坪駅や猿投駅など各駅周辺で、夜、女性が後をつけられるなど治安がよくない問題にパトロールを増やす要望や、高齢者・障害者のタクシー補助券の改善、歩道がなく危険な道路、通学路に雨水がたまって問題など、具体的な場所を示して交渉し、答弁を受けました。
 今回の交渉の終わりに、市の担当者からは、「今後、地域の中で気づいた点があったら、また、どんどん出してください。」とのまとめがあり、終了しました。猿投支部では、関係する地域住民に、この結果をビラなどにして報告するとしています。

<< Webだよりの目次に戻る印刷用画面 >>

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る