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【05.02.27】病後児保育やDVシェルター実現の方向へ

 日本共産党豊田市委員会が市長に提出した「2005年度予算編成への要望書」に対する回答がありました。
 その中で、子育て支援に関する要望のうち、新年度で実現の方向が示された内容を紹介します。
…病後時保育を新たに実施…
●要望書の中では、
・「保育所の新増設をすすめ、期中の待機者も『ゼロ』になるように、対策を講じて下さい。父母の要求にもとづいて、延長保育、病後児保育の拡充、保育料の負担軽減などを前進させてください。」
・「臨時・パートの保育士が拡大しています。時間給、休暇など待遇改善をはかってください。」
という要望内容に対して
◆回答の中では、
・「保育所入所待機児童の解消をはかるため、園舎改築にあわせ低年齢児の受け入れ定員を拡大する」
・「延長保育実施園を拡大する。」
・「新たに病後児保育を実施する。」
・「保護者の経済的負担を抑えるため、保育料を引き続き軽減する」
・「臨時職員の雇用確保のためには、待遇改善が重要であると考えている。平成十六年度から臨時職員の賃金については、収入の安定を図るため時間給制から月額制に切り替えた。さらに十七年度からは、月額賃金のアップをし、待遇の改善に努めていく。」という内容でした。
☆病後児保育事業の内容
 保育園に入園している児童が病気、けがの回復期であり、集団保育の困難な期間、市の指定する医療機関等の専用保育室において保育を実施する。
 ★実施機関
  市内医療機関(小児科医)
 ★対象児童
  市内保育園に入園している児童等
 ★定員…一日あたり四人
 ★利用料… 日額 二千円

…DVシェルターの完備…
●要望書の中では、
・「DV被害者のために、相談体制の拡充、緊急一時保護施設の開設、経済的自立促進のための生活資金の貸し付け、公営住宅の優先入居、民間シェルターへの財政援助など、被害者への経済的・精神的支援、就労など生活再建の施策をすすめてください。」
 という要望内容に対して
◆回答の中で
・「DV被害者を含めた母子家庭の経済的自立促進のため、自立支援給付事業を実施する。」
・「緊急一時保護機能を備えたDV被害者の生活再建のための母子生活支援施設について、民設民営による計画があり、その支援をしていく。」
・「平成十七年度より平成十六年度に養成したボランティア相談員(十一人)を増員し、相談事業の充実をはかっていく。」
 という内容でした。
☆母子生活支援施設建設の内容
 ★事業年度…平成十七年度
 ★事業の概要
  所持金も行き先もない母子やDV等により心身に危険が伴う場合などの母子世帯が入所し、自立支援を図る施設。あわせて、子どものいない女性へのDV対応も可能な施設として設置。
 ★事業費
  事業主体の福祉法人に財政支援として二億五千万円(内、国庫補助金一億一千九百万円)
 ★事業主体
  社会福祉法人「愛知玉葉会」
 ★建物
  鉄筋コンクリート造4階建
 ★施設概要
  児童福祉法に基づく母子生活支援施設(入所定員20世帯)、ショートステイ室、DV対応の緊急一時保護室を完備


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