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【05.11.13】市議会の改革を進めてきた日本共産党

市政に緊張感あたえる議会めざして奮闘

◆公費による市会議員の海外視察中止を◆
市議会の改革のために何が必要でしょうか。
日本共産党豊田市委員会が取り組んだ「市政アンケート」では、「市政の無駄遣いと思うものは何か?」という問いに対して、一番多い回答は、「公費による議員の海外視察」でした。
この間、豊田市議会では、4年の任期中に全議員が北米やヨーロッパなどに視察に出かけてきました。今期の4年間で言えば、費用は一人百二十万円、十数日の日程。旅客機はビジネスクラスを使用しますので、いっきに費用がかさむわけです。
日本共産党の大村市議は市議会に出てから、一貫して、公費による議員の海外視察を批判してきました。批判するだけでなく、一人、公費の海外視察に参加しない姿勢を貫いてきました。
次の選挙では、各市議候補に海外視察に対する姿勢を明らかさせる中で、中止を求めていく市民世論の広がりをつくることが必要ではないでしょうか。
◆議会の発言制限をなくして活発な議論を◆
市議会は「言論の府」です。市民の切実な要求や願いを市政に反映させるには、自由闊達に発言できる議会でなくてはなりません。
豊田市議会の一般質問では、発言時間と発言回数で制限を加えてきました。また、5つの常任委員会に各議員が所属して専門的に議論しますが、所属委員会以外では議員であっても発言できない制限をもうけていました。他の多くの市議会では「委員外議員の発言」として認めていました。
日本共産党の大村市議は、これらの「発言制限」を撤廃して、活発に議論できる市議会を提案して、実現のために奮闘してきました。その中で、一般質問の発言回数の制限撤廃と委員外議員の発言を認めるという改革が実現してきました。今後は、発言時間の制限についても、さらに改革が必要です。
◆豪華な公用車から大衆車の低公害車に◆
「市政アンケート」の結果では、市政の無駄遣いとしてワースト2にランクされたのは、「市長、議長の豪華な公用車」という回答でした。この記事を紹介した「豊田民報」には、「市長はなぜ二台も公用車が必要なのか」という反響がたくさんよせられました。市長は一人で、同時に二台の公用車に乗ることはないのですから、「無駄遣い」を削るために、ただちに見直すべきでしょう。
同時に、議長用の公用車のあり方も見直すことが必要です。現在は、「黒塗り」のトヨタ・セルシオです。
この際、市民感覚に近い大衆車の低公害車に切り替えて、「税金の無駄遣いのチェック役」としての市議会の代表をアピールすべきではないでしょうか。
◆市政の「チェック」機能がはたせる議会に◆
市議会による市政へのチェック機能のうち、最大のものは「税金の納め方と使い方」を点検することです。
先の九月議会で、日本共産党の大村市議は「入湯税が適切に納められていない」事を指摘し、市が誤りを認めました。このようなチェック機能を市会議員がはたすためにも、情報が十分に公開されることが必要です。
以前の豊田市の対応では、領収書類、収納書類など税金の「入りと出」を具体的に示す資料を、市会議員でさえ閲覧することができませんでした。大村市議が繰り返し提起するなかで、これらの書類を九月議会の決算審査の期間、市会議員に公開されるようになりました。これらの資料を分析し、先の入湯税問題が指摘できたものです。
市当局と市議会が緊張感をもった関係であることが、よりよい市政に発展させる力になるのです。

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