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【06.02.19】猿投農林高校で大村市議が懇談 ★画像あり

若者の就職支援拡充を

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 日本共産党愛知県委員会は、青年の就職問題解決に向け、県内の高校を訪問して実態や要望を調査しています。2月10日、大村よしのり市議、本村のぶ子八田事務所長、池田真央党県青年学生部員は猿投農林高校を訪問。就職内定状況などを聞き取り、懇談をしました。塚本昭彦校長が対応し、1時間あまり懇談が行われました。
  懇談の中で、卒業生160人のうち、進学が51人、就職が105人、その他4人であること。就職希望に対して、求人数は659であり、ほぼ全員が就職できているという状況が報告されました。
  大村市議が、「就職が決まっている生徒のうち、農林業の専門を生かしたところに就職できる人はどのくらいですか」と聞くと、「約4分の1」「農業などの専門知識に関係する求人は少なく、その点が問題」「専門とは関係なく、トヨタ自動車に就職したいと希望する生徒や父母のほうの関係もある」などの状況が塚本校長から語られました。また、就職内定のうち、「派遣」など非正規雇用のケースはあるかを聞くと「すべて正規社員の就職です」ということでした。
  また、インターンシップの状況はどうかとの質問に、「40数名がインターンシップで実際の職場を体験している。企業のほうの理解が得られれば、もっと増やしたい」という意向も語られました。本村さんは、インターンシップの際の生徒の交通費が出ない問題や対応する教員の体制を充実させる必要があることなどを述べました。
行政に求めることを問われた塚本校長は、「食糧自給率が極めて低くなってしまった日本にあって、効率一辺倒で農林業を切り捨てるのではなく、重視する施策に切り替えて欲しい」と述べました。

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