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【06.06.11】豊田市に投棄されたフェロシルトは、完全撤去が完了

 放射性物質や有害な重金属をふくむ「土壌埋め戻し材」フェロシルト。瀬戸市では、埋められたフェロシルトの撤去を巡り、製造元の石原産業が全量撤去をしない方針を明らかにし、撤去を求めていた愛知県を相手に撤去命令の取り消しを求めて提訴して問題になっています。
 豊田市内(旧藤岡町)にもフェロシルトが大量に投棄されていて問題になっていましたが、6月4日にようやく全量撤去が完了しました。
 これらの撤去の経過をふりかえってみましょう。
藤岡地区深見町下田に投棄された3万トン余は昨年10月14日までに石原産業の四日市工場に運び出し、撤去がされました。一方、藤岡地区深見町岩花に投棄された1万トン、西中山に投棄された4千トンも、今年、4月には撤去が完了しました。
ところが、三月に入り、旧藤岡町が第二中学校用地として購入した土地(深見町内)から約1千トンが発見されました。ただちに、この完全撤去を働きかけるなかで、石原産業による撤去作業の促進をさせました。
撤去にいたったフェロシルトの全量は4万6千832トン。現場については、石原産業が購入した土地によって埋め戻しを行い、復旧工事を実施するとしています。市は、撤去後の周辺の環境調査を行って監視を行うとしています。

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