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【06.07.09】新豊田市総合体育館にシンドラーエレベーターが

 全国で問題になっている「シンドラーエレベーター」。豊田市でも、今、建設中の新豊田市総合体育館にシンドラー製のエレベーターが設置される契約になっていました。
 契約金額は、2068万5千円。今年の12月20日までに設備工事が行われるはずでした。
 豊田市当局は、6月26日にシンドラー社に協議を申し入れ、進行している工事を7月31日までの間、中止するように要請しました。これを受けて、シンドラー社では、現在、工事を中止しています。
 問題のシンドラーエレベータ社は、東京都港区の男子高校生のエレベーター死亡事故後、メンテナンスに責任を転嫁し、住民説明会にも出席しなかったことなどで、国民の厳しい批判をあび、謝罪しました。
その後、これまでにも扉が開いたままエレベーターのかごが動くという制御盤のプログラムミスがあったにもかかわらず、これを放置していたことを認めました。これは、エレベーターの設計・製造段階での欠陥であり、製造者責任が問われます。シンドラー社には、人命を預かるという最低限の責任感が欠如していると言わざるを得ません。
 総合体育館のエレベーター工事は「中止」していますが、本質的には、契約を解除して、改めて、「安心」できるエレベーターメーカーを選定する事が必要ではないでしょうか。

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