活動日誌−大村よしのり

【13.04.26】ジュネーブ報告(4)

 ◆4月25日
 この日は、朝からジュネーブ大学で被爆写真展「核兵器のない世界へ ヒロシマ・ナガサキはよびかける」を開催しました。地元のNGОの協力で大学内のカフェテリアの前に並べることができた写真展に、昼食後に立ち寄る多くの学生や教職員が真剣なまなざしで見ていきました。
 「核兵器が使われたらどうなるのか。その事実を展示するのはとてもいいことです」と感想を述べる女子学生や、「原爆を投下したアメリカでも、このような展示会をやるべきだ」と訴える学生など多くの感想が寄せられていました。
   

 この原爆展と同時に「核兵器全面禁止」のアピール署名を取組みました。多くの学生が「ノーモア・ヒロシマ、ナガサキ」は知っていても、「ヒバクシャ」は知らないと答えました。原爆展を通じて、被爆の実相を伝えていくことが非常に大切だと、あらためて実感しました。
 ジュネーブ大学でこの日1日で172筆の署名が集まりました。
 

 夕方からは、ジュネーブ大学の教室を使って、シンポジウムが開催され、代表団の一員として参加した被爆者の佐久間邦彦広島県被団協副理事長、藤森俊希日本被団協事務局次長が被爆証言を行いました。ここでも、入口で署名をお願いして、多くの学生たちが署名に応じてくれました。  

 ※画像は、被爆証言をする佐久間さん。  

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