市議団だより−議会&市政の報告

【07.07.29】海外視察検討委員会が開催される 大村市議が反対を主張

  市会議員の海外視察について検討する「海外視察検討委員会」が開催されました。委員会には、自民、民主、公明、無所属の各会派代表と、日本共産党から大村よしのり議員が出席し、10人の委員で構成されています。
 6月15日の第一回の委員会では、まず、各委員が海外視察について自由に意見を述べ合いました。
 他の議員が海外視察の実施を求める意見に終始するなかで、日本共産党の大村市議は、「海外視察を行うのに、税金・公費を使う事が妥当かどうかが議論のポイントだ」として、次のように述べました。
 「海外に出かけていって、見識を深めることは、もちろん、意味のある事だと思う。しかし、なぜ、それを市民の税金を使ってまで行うのかという点で、反対である。今、住民税が大増税されて、サラリーマンも、年金者も、その負担の増加に怒りが広がっている。その思いは、もっともな事だと思う。そういう税金を使って、どうして、市会議員が海外視察に出かける事ができるのか。また、国の制度が違うところに出かけていって、自治体の行政に生かす事ができるかどうかでは、視察の有効性に疑問がある。海外視察の有効性が、その範囲ならば、自費で、各議員が行けば良い事ではないか。」
 第二回目の委員会は7月13日に開催されました。ここでは、特に、委員会傍聴を一般市民に公開するかどうかが議論されました。大村市議、岡田市議が原則公開の意見を述べましたが、他の自民・民主・公明の議員が「非公開」を主張し、採決で「非公開」となってしまいました。なお、会議録の要点筆記はインターネットで公開されます。

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