市議団だより−議会&市政の報告
【07.07.29】少人数学級拡大に向けて 市がアンケート調査
豊田市教育委員会が、少人数学級の拡大について市内の学校の全教員にアンケートを配布して意見を集約しています。市民の運動と力を合わせて、日本共産党の大村市議が繰り返し議会で取り上げる中で少人数学級が拡大してきました。来年度以降の拡大がさらにすすみそうです。
アンケート調査は、教員1人につき1枚の用紙になっており、6月22付けで各学校に送られ、7月13日までに答える事になっています。これから、アンケートをまとめて方向を決めていく事になります。
アンケートの趣旨をのべた文書では「(少人数学級の)成果は…明らかになっております」と言い、「少人数学級拡大のあり方について検討していくにあたり、ご意見をいただき、今後の参考にしたい」と述べています。
ただし、具体的なアンケート項目になると、「35人学級を他学年に拡大するとしたら。…最も望ましいと思われる学年1つに○をつけ、その理由をお書き下さい」となっているように、拡大する方向は、はなから「1学年」と教育委員会からワクを決めて意見を求めている点は問題です。アンケートをまとめる中で、「1学年」に限定せずに、全学年への拡大を目指して広く議論がされていくことが望まれます。
先の6月市議会でも、日本共産党市議団として大村市議が質問で、この提案を取り上げ、市も「拡大する方向で議検討する」事を約束していました。一歩前進です。