市議団だより−豊田のまちから

【08.02.10】市長選挙結果〜本多氏が大善戦! 前回票の約二倍

    豊田市長選挙は、2月3日投開票され、日本共産党豊田市委員会も参加する「すみよい豊田を創る会」の本多こうじ氏は、同様の形態でたたかった前回票の約二倍に迫る善戦・健闘をしましたが及びませんでした。当選は現職のすずき公平氏。
 結果をうけてあいさつした本多氏は、「大企業は豊かだが、市民の暮らしは苦しくなっている。特に選挙中もお年寄りが駆け寄って、『暮らしが大変!ガンバレ』という切実な声がたくさん寄せられました。さらに、過労死裁判で勝訴した流れに期待する声、派遣社員に象徴されるような青年の声に応えて、もっとすみよい豊田市を創るために、市民運動を今後も続けていきたい」と語りました。
 選挙戦は、本多氏と、すずき氏の一騎打ち。「(合併で)広大な新市が誕生後初の市長選で、目指すべき新市のあり方が争点となっている」(「朝日」)と言われる中で、本多氏は、「福祉・環境優先の市政」(「朝日」)を訴え、すずき氏は、「発展へ都市基盤を整備」(「朝日」)と訴えました。
 選挙結果を受けて、鈴木市長は当選の翌日、中日新聞のインタビューを受けて、「対抗陣営の掲げた主張をきちんと分析したい」「今後の具体的な施策展開の中で、考慮できることもあるだろう」と語りました。本多氏と「すみよい豊田を創る会」は、選挙で掲げた、くらし・福祉・環境を優先する「3つの重点政策」の実現を目指して、今後も奮闘する決意を表明しました。

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