市議団だより−議会&市政の報告

【08.12.16】教育次世代委員会では1491名の署名を否決

「豊田のこども園を考える会」が委員会を傍聴

「こども園を考える会」では、8月に市長への要望書を提出し、12月議会に向けて請願署名に取り組んできました。請願内容は「①公立こども園の民営化・統廃合の中止②児童福祉法の最低基準の1日8時間を守ること。③就労要件なしで3歳児保育の実施を。④給食を自園調理に切り替え」を市に求めるものです。署名には多くの市民の方々の協力を得て、1491名の署名を提出。15日に開かれた教育次世代委員会に付託され、根本市議が紹介議員として趣旨説明を行いました。「こども園を考える会」は委員会を傍聴しました。
委員会では自民、民主の会派の議員が、それぞれ反対の意見を述べました。「公立こども園の民営化・統廃合の中止」には「保育の質の低下を理由としているが、民営化された私立保育園が公立に劣ってはいない。」と民営化の本質的な問題には触れませんでした。
「最低基準の1日8時間を守ること」には「料金区分上、6時間30分について基本的な料金を求めているので、8時間保育なんら問題はない。」と市当局と変わらない意見を述べ、「給食の自園調理」は「特区が認定されており固執する必要は無い。」と述べて、反対多数により、1491名の署名を否決しました。


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