市議団だより−豊田のまちから
【09.02.06】ハローワーク豊田の前で「街頭労働・生活相談」
日本共産党豊田市委員会は6日、ハローワーク豊田前で「街頭労働・生活相談」を行いました。12人の宣伝隊で「労働者派遣法の抜本改正をもとめる署名」を取り組み、「相談はどんなことでも日本共産党へ」と書いたカラーチラシを配布し、対話をしながらハローワークに訪れた労働者に声をかけながら街頭相談の案内をしました。午前9時半から12時までの2時間半の間、相談の机にはあいついで相談者が席に着き10人の相談が寄せられました。相談は、大村よしのり、根本みはる両豊田市議が聞き取り、対応しました。この日、トヨタ本社への申し入れを行った八田ひろ子比例予定候補も駆けつけ、相談に対応しました。
8年間勤めた会社から1月8日に解雇されたという労働者は、ハローワークの手続きをするなかで初めて40日の有給休暇があったことを知り、会社から説明がないまま解雇された怒りの思いを語りました。大村市議は「労基署で個別紛争の調停斡旋手続きを申請する」方法を伝えていました。
お金が無く2時間以上歩いて来たという労働者は1月15日に解雇され、市役所に生活保護の相談に行き、ハローワークに手続きに来て街頭相談に立ち寄りました。根本市議が生活保護の申請に一緒に行くことを伝えていました。
そのほかにも、「事故でケガして、職場復帰しても仕事がなく給与が払われない」「派遣先で有給を申し出たら、『派遣会社に言え』と言われ、派遣会社に言ったら『有給なんかない』と言われた」などの相談が寄せられ、その場で労基署に同行するなど、解決にむけて対応をしました。この日の相談のほとんどがトヨタ系の下請け会社に勤めていた労働者からのものでした。
街頭相談が終了した直後に、西三河地区委員会に電話が入りました。「勤めていた会社で100人くらいの派遣が切られた。共産党にがんばってもらいたいと思って、ハローワークの前でもらったビラを見て電話した」。12月末に「派遣切り」に会ったという30歳の労働者からの電話でした。対応した宮本地区委員長の勧めで、赤旗日曜版を購読する事になりました。