市議団だより−豊田のまちから
【09.04.25】期間従業員 「組合員になったけどいいことはなかった」の声
トヨタ自動車労組が、「期間従業員の『緊急雇用対策室』」を開設し四月一日から業務を開始しました。具体的な中身は、職業紹介や職業訓練のための奨学金制度などを行います。
なぜトヨタ労組は、期間従業員のトヨタ自動車以外の再就職支援策ばかりで、組合員になった期間従業員の正社員化を会社になぜ求めないのでしょうか?
「労働組合の役目はなんなの!」「今後も組合員の利益を守れるのか」職場から不安の声があがっています。
いま期間従業員が次々と雇い止めされ職場を去っていますが沖縄からきた二七歳の青年は「インターネットで知らべたが沖縄には仕事がない。一度帰って第2種の車の免許とってまた愛知に来ます。」と職場をさっていきました。
また、三月に満期になり雇い止めされた二二歳の青年は「田舎に帰っても仕事がない。豊田で仕事を見つけるしかない」「組合員になったけどいいことはなかった。車は持てないのに車に関する割引券もらっても意味ない」などと言っていました。