市議団だより−市議団の主張
【09.06.01】八田・せこ比例候補は新型インフルで緊急の対応を要請
国・県の体制整備と自治体への補助を
八田ひろ子・せこ由紀子比例予定候補は、新型インフルエンザの感染が各地で広がった5月なかば、対策と現状を聴き、愛知県に対する緊急の要望を行いました。
発熱相談窓口の中心となるなど、危機管理の中心は保健所です。ところが、国の医療・保健衛生の予算削減と体制の縮小・統合政策のなかで、愛知でも医師や保健師が減らされ、予想される事態に対応する事が困難な実情があります。
感染症指定病床は、県下で10病院・46床しか無いうえに、そのうちの尾張部の県立病院を廃止するなどの計画は変えていません。「無駄な部分を縮小・廃止」というけれど、県民の安全・安心・健康を第一に考えてこそ、愛知県政の本来の仕事のはずです。
大型開発やトヨタのテストコースづくりには莫大な税金を惜し気もなく投入し、医療・保健は削る!では本末転倒です。県の担当部署では、4月末の新型インフルエンザの発生以来、土日出勤が続き、5月の連休も含めて一日でも休みが取れれば良い方だそうです。他の部署も忙しい中、応援貰ってるが「もう限界」という本音がポロリ。
八田候補は、相談業務や医療体制の確保などに奮闘されている皆さんに敬意を表すると共に、人も物も抜本的に体制を整えるための財政出動を国に求め、愛知県独自にも、お金を出すよう強く求めました。緊急の手立てと長期的な展望が必要です。(八田ひろ子のコラムより)
愛知県は感染者が少ない今でさえ、県も市も担当職員はぎりぎりの体制で電話相談は24時間対応と言っても職員が増えたわけではありません。国・県の積極的な対策は急務です。