市議団だより−議会&市政の報告
【09.08.02】新型インフル・豊田で16例目。
感染拡大に対応する国の財政措置と体制が急務
市内で16例目の患者を確認。現在、患者の容態は安定していると豊田市感染予防課から発表されました。
この秋から冬にはインフルエンザが流行することも念頭に、備えを整えることが重要です。新型インフルエンザがもともと海外で発生したものである以上、適切な方法で国内への侵入を防ぐ対策をとる必要性は明らかであり、検疫などの対策を続けることは不可欠です。
すでに国内に感染が定着したとの認識にたち、感染者の早期発見や治療、拡大防止などの対策をとることが急がれます。
発熱外来の設置数ひとつとっても、6月初めまでの厚生労働省の集計でも全国で1000カ所にもなりません。これでは大量に感染者が発生すれば対応できません。
保健所の廃止など地域の保健体制を破壊し、医師や病院の不足などを放置してきた政府の責任は重大です。国が必要な財政負担も行い、予想される規模に見合った体制を整えることは急務です。