市議団だより−議会&市政の報告
【09.08.01】西松建設また指名停止。もらった政治家も逃れられない
7月21日の豊田市業者指名審査会が、西松建設に対し、さらに4ヶ月の指名停止を決定しました。
政治団体のパーティ券を他人名義で購入していた西松建設元社長は起訴され、現在、有罪判決が出されています。献金した側の有罪が明らかになった以上、受け取っていた政治家の責任は免れません。
裁判では、小沢氏の事務所が東北地方の公共工事の談合組織に「天の声」をだしていたことや、二階氏と「西松」が二〇年来のつきあいでパーティ券購入も工事受注に有益な情報収集を期待したためだったことなど明らかになっています。
西松違法献金、違法な談合企業からの献金など、「政治とカネ」をめぐる疑惑が後を絶たないのは、国民の政治不信に拍車をかけるものです。
企業献金を「悪ではない」と開き直る自民党、今すぐ禁止をしない民主党、どちらの政党も金権腐敗政治を正せません。