市議団だより−議会&市政の報告

【09.09.08】75歳以上の医療費窓口負担無料を…9月議会、大村市議の一般質問報告(1)

   9月市議会一般質問で、8日、日本共産党の大村よしのり市議は、「市場原理一辺倒の『構造改革』路線によって社会の歪みが顕著になった。総選挙の結果は、その是正を求めている」として、市当局に対策を提起しました。
 
◇七五歳以上の窓口負担無料求める
 今年75歳を迎えている後期高齢者は、1934年生まれの方です。少年期から思春期を戦中戦後のさなかに過ごし、1961年27歳から48年間も医療保険を支払い続けてきました。 
 大村市議は、そういう高齢者に対して、「せめて病気になった時くらい無料で医者にかかれるようにしますからご安心くださいと言うのが、長寿を敬う日本社会の伝統にそった、本来の政治というものではないか」と窓口医療費無料化の創設を求めました。
 ◆答弁では◆
 無料化のために必要な費用は13億5千万円。現在、制度創設については考えていないというものでした。
 大村市議は、窓口負担の無料化が、まだ難しいというのなら、せめて、75歳以上の高齢者の入院費用の助成制度、インフルエンザ予防接種の自己負担分無料化を実施するように求めましたが、前進的な答弁はありませんでした。
 日本共産党市議団は、後期高齢者医療制度の撤廃など、引き続き運動を強めて、高齢者の医療費負担の軽減のために奮闘していきます。

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