市議団だより−豊田のまちから

【09.09.19】「明日へ紡ぎつづけて」の上映会

19日午後、豊田市産業文化センターで「明日へ紡ぎつづけて」観る会主催の上映会が2回行われました。1950年代、繊維王国と言われた愛知県には、汗と涙で働きながら戦後の産業復興を担った10万人の少女たちがいました。日本紡績、大同毛織、富岡製糸場、愛知織物などで湧き起こった闘い。過酷な労働を強いられてきた少女たちの闘いが今につながっています。このドキュメンタリー映画の山本洋子監督のメッセージを紹介します。

「繊維労働者たちと同世代を生き、ともに闘った青年たちが築き上げたものは、70年代、80年代そして、今へと綿々とつながっている。それは、人は働き、命をつなげて、次世代へとバトンをわたしていく輝かしい存在であることの証でもある。社会改革を求め突き進むエネルギー、ほとばしる青春の息吹、楽天的あかるさを支えたものは何であったのか、それを伝えることは、今確かな未来への入り口を求めつづけている若者たち、すべての人々へ〈どう生きるべきか〉の大きなヒントになることを願っている。」  

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