市議団だより−議会&市政の報告
【09.10.08】党市議団の視察報告…国立市の平和行政・墨田区の中小企業支援
党市議団の視察も2日目です。台風も、心配されましたが、朝9時頃には、青空も出てきて大丈夫。
午前は、国立市の平和行政について担当課の職員の方からレクチャーを受けました。
市民の「戦争の記憶」証言の冊子を市として出版、アンネのバラの普及活動を市民グループと一緒に広げる、公民館の事業で「憲法講座」を連続的に取り組むなど、平和都市宣言を理念的なものだけにせず、具体的に事業として推進しているところがすごいと思いました。何よりも、平和担当という職員が配置されているという事です。大変、参考になりました。
下の写真は、日本共産党国立市議団の長内敏之議員、小沢やす子議員との一枚。この後、議長さんのご挨拶を受けたのですが、日本共産党市議団の高原幸雄議員が議長を務めていました。
上の写真は、アンネのバラと記念像のところです。
午後は、墨田区の中小企業センターを訪れて中小企業振興基本条例と、その具体化された施策、センターの視察をしました。
中小企業支援の基本が、訪問による聞き取り調査であるという点をお聞きして、とても感心しました。また、センターでは、各種の工作機械、試験機器を見ながら説明を受けました。中小零細企業では高くて購入できない機器を、自治体がセンターに準備して、区内の業者に低額の使用料で「時間貸し」をしています。非常に好評だという事ですが、豊田市のような中小零細の下請け工場の多い自治体でも、ぜひとも必要な施策だと感じました。