市議団だより−市議団の主張

【10.04.27】障がいある子 学ぶ場整備を

養護学校の教育条件改善、豊田も必要

 日本共産党は「障害のある子どもたちの教育条件を改善するための緊急提案」を発表しました。特別支援学校など特別な場で学ぶ子どもたちの数は、1999年の18万人から2009年には30万人に急増しています。しかし、必要な予算と人員は確保されず、教室が足りず廊下に教室を作るなど、一刻も放置できない深刻な問題が全国で起きています。小池晃政策委員長・参院議員は「障害のある子どもたちの教育条件を改善することは、障害のない子どもたちに丁寧な教育をすすめるうえでも大事だ」と述べています。
 緊急提案は(1)特別支援学校の教室・教員不足の解消などの条件整備をすすめる。(2)特別支援学級の抜本的な拡充をすすめる。(3)通級指導教室の条件整備を抜本的に強化する。(4)「30人学級」化など十分な教育をすすめるための条件を整備する。(5)国連の「障害者権利条約」を批准し、障害のある子どもたちの教育条件を国際的水準を踏まえてすすめる、というものです。
 また大村市議は豊田市議会の一般質問でも、三好養護学校の教育環境改善について質問を行っています。
市から三好養護学校に通っている子は230人。養護学校を市立でたてるとすると、2〜3ヘクタール、新築で26億円、既存施設の改修で対応する場合は、10億〜15億円ということが分かりました。市長は、以前「市立での取り組みについて検討する」と答弁しているので、「速やかに進めてほしい」と提起しています。

 

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