市議団だより−議会&市政の報告
【10.07.13】仮称)豊田市中央保健センター(新東庁舎)の建設工事が始まります
(仮称)豊田市中央保健センター(新東庁舎)の建設事業の概要について、市当局から市議会に説明がありました。市の財政状況の影響で、当初の建設予定が1年延期されていましたが、22年度7月から24年度秋までを、本体工事の期間とするなど、事業スケジュールが明らかになりました。7月からは、解体工事・仮設駐車場の整備が始まり、工事車両の出入りや一部駐車場の使用の制限などで、利便性や安全面での配慮が必要となります。
事業目的としては、(1)保健・福祉サービス向上のため、保健センター機能の充実を図る (2)東庁舎の老朽化、市庁舎全体の狭あい化の解消などにより、庁舎機能の向上を図るとされています。
建物の構造は、延床面積が24,802.34㎡(地下連絡通路等含む)、地上8階、地下2階で免震構造となっています。地下1、2階は駐車場、1、2階に、福祉保健部、市民ロビー、子ども部など、窓口対応の多い部門を配置し、3階から5階に保健センターを配置し、集団検診などの保健事業の対応を行います。2階は連絡橋によって西・南庁舎と接続されます。
環境面では、太陽光発電、屋上緑化、雨水利用、エコリサイクル材の活用など、各種のシステムを導入して、環境への配慮が計画にあげられています。
この本体工事請負契約の締結についての議案が、6月議会で上程・可決されました。請負企業は、大林・太啓・伊藤建設共同企業体で、契約金額は46億1685万円です。
※上の画像は、完成予想図(豊田市HPより)