市議団だより−議会&市政の報告

【10.09.15】市議会の決算質疑報告…産業立地奨励補助金の7割以上がトヨタと関連へ

   日本共産党の根本市議は、決算質疑で産業立地奨励補助金について質問しました。
 過去10年間で、67社に66億円が交付されました。
 その内訳として、上位5社の金額を質問した結果、下の表のような結果が明らかとなりました。
産業立地奨励補助金上位5社

 産業誘致が名目でしたが、実質は地元大企業のトヨタ自動車とそのグループ企業のための補助金として使われたことが明らかとなりました。
 上位5社は、いずれもトヨタとその関連部品会社。その補助金総額は46億3500万円で、実に、この5社だけで、全補助金の7割を占めています。
 納税状況から見えてくるのは、所得が大幅に減っている労働者・市民、赤字で営業の淵に立たされている中小零細事業所の姿です。
 ここにこそ、本来、市が「補助」すべきではないでしょうか。

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